キンプリ初ツアー全日程と会場一覧|2018年伝説の動員・倍率とセトリ
2018年5月23日にシングル『シンデレラガール』で鮮烈なCDデビューを飾り、平成最後を飾る大型アイドルグループとして社会現象を巻き起こしたKing & Prince。デビューからわずか3か月後、彼らが全国のファンへ直接その輝きを届けた記念碑的ステージが「King & Prince First Concert Tour 2018」です。2026年を迎えた現在、グループ体制の変化やメンバーそれぞれの新境地への躍進を経たことで、原点であるデビュー当時の熱量と、6人体制が放っていた唯一無二の煌めきを再評価する機運が改めて高まっています。
当時のチケット争奪戦は凄まじく、ファンクラブ発足直後にもかかわらず異例のプレミアムチケット化を果たしました。本稿では、当時の公式発表データや報道各社の取材記録を徹底再構築し、全国5都市を巡った詳細な公演日程や全会場一覧、セットリストの緻密な構成、ファンの生々しい現場レポに至るまでを網羅的に解説します。稀代のアイドルグループが刻んだ最初の伝説を、客観的事実と多角的な分析から紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2018年8月10日の横浜アリーナ初日から9月22日の宮城最終日まで、全国5都市・全21公演で約26万人を動員した伝説の初ツアー。
- 要点2:チケット倍率は推定10倍〜数十倍に達し、Jr.時代の原点曲から最新シングルまで全33曲(メドレー含む)を披露する圧巻の構成。
- 要点3:2026年現在の歴代ドームツアーや各メンバーの活躍へと繋がる「王道アイドルの美学」が凝縮されており、映像作品としての資料的価値も極めて高い。
【全日程・全会場一覧】King & Prince First Concert Tour 2018の巡回データ
デビュー年である2018年の夏から初秋にかけて駆け抜けたファーストツアーは、東名阪にとどまらず九州・東北までをカバーする意欲的なアリーナツアーでした。報道各社の当時の発表資料によると、当初発表されていた19公演に対し、申し込みの殺到を受けて横浜アリーナと大阪城ホールで昼公演の追加が決定され、最終的に全国5都市・全21公演という新人としては破格のスケールで実施されました。
以下に、ツアーの全日程と会場、開演時間を網羅した詳細データを整理します。この過密日程の中で、メンバーが全公演で披露したパフォーマンスの完成度は、当時の芸能メディアでも驚きをもって報じられました。
全国5都市・全21公演の完全スケジュール
【神奈川】横浜アリーナ(計5公演)
・2018年8月10日(金) 17:30
・2018年8月11日(土・祝) 13:00(追加公演) / 17:30
・2018年8月12日(日) 13:00 / 17:30
【大阪】大阪城ホール(計5公演)
・2018年8月17日(金) 17:30
・2018年8月18日(土) 13:00(追加公演) / 17:30
・2018年8月19日(日) 13:00 / 17:30
【愛知】日本ガイシ スポーツプラザ ガイシホール(計3公演)
・2018年8月23日(木) 17:30
・2018年8月24日(金) 13:00 / 17:30
【福岡】マリンメッセ福岡(計3公演)
・2018年8月29日(水) 17:30
・2018年8月30日(木) 13:00 / 17:30
【宮城】セキスイハイムスーパーアリーナ(計3公演)
・2018年9月21日(金) 17:30
・2018年9月22日(土) 13:00 / 17:30(ツアーファイナル)
初日となった横浜アリーナ公演は、メンバーにとってCDデビュー後初となる単独アリーナステージであり、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人が揃ってステージ中央から巨大な玉座に乗って登場した瞬間、地鳴りのような歓声が会場を包みました。8月10日から9月22日までの約1か月半、猛暑の中で行われたこのツアーは、まさに体力の限界に挑むハードスケジュールでありながら、一度の公演中止もなく完走を果たしました。

【データ検証】初ライブのチケット倍率・動員数と歴代ドームツアーへの軌跡
デビューコンサートにおける動員規模とチケット倍率は、その後のグループの興行力を占う決定的な指標となります。キンプリの初ツアーにおける総動員数は約26万人。しかし、当時すでに発足していた公式ファンクラブの会員数は、デビュー発表から数か月で20万人を軽々と突破し、ツアー応募期間中には30万人に迫る勢いを見せていました。
業界関係者の分析や当時の推計によると、会員1人あたりの複数公演応募を含めた総応募総数は80万〜100万件前後に達したと見られ、チケットの推定当選倍率は10倍〜数十倍という極めて狭き門となりました。この熱狂は、その後に開催されたアリーナツアーや、2022年の「King & Prince First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜」へと直接受け継がれていくことになります。
| 公演名・開催年 | 会場規模・公演数 | 総動員数・推定倍率 | 編集部の見解・ファンダム的意義 |
|---|---|---|---|
| First Concert Tour 2018 (初単独ツアー) | 全国5都市アリーナ 全21公演 | 約260,000人 推定倍率:約10〜30倍 | 6人体制の原点。Jr.時代の蓄積とデビュー曲の爆発的ヒットが合流した奇跡の熱狂。 |
| CONCERT TOUR 2019 (2ndツアー) | 全国7都市アリーナ 全32公演 | 約340,000人 推定倍率:約15倍〜 | アルバム『King & Prince』を引っ提げ、王道から洗練されたダンスポップへの進化を提示。 |
| First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜 (初ドームツアー) | 全国4大ドーム 全10公演 | 約500,000人 推定倍率:約5〜10倍 | デビュー時からの念願であったドーム規模を制覇。巨大空間を掌握するトップアイドルへ結実。 |
| 2024〜2026年 現行体制ツアー (新時代のアリーナ/ドーム) | 全国主要都市 ホール〜ドーム展開 | 公演形態に応じ変動 依然として高倍率を維持 | 個々のクリエイティブを凝縮。歴史を背負いながら新たなファン層を巻き込む成熟期。 |
初ツアーの段階でアリーナクラス21公演を満員にし、それでも落選者が続出したという現実は、彼らが単なる「新人」ではなく、ジャニーズJr.時代に培った強固なファン基盤の上に立っていたことを証明しています。2022年の初ドームツアーに至るまでの歴史的布石は、すべてこの2018年のファーストツアーに打ち込まれていました。
【セトリ&演出分析】ファーストコンサートDVD収録曲とJr.時代の名曲たち
2018年12月12日にリリースされた映像作品『King & Prince First Concert Tour 2018』(8月19日の大阪城ホール公演を収録)は、オリコン週間映像ランキングで初週売上歴代1位(当時)を記録するなど、映像ソフトとしても驚異的な数字を叩き出しました。その理由は、シングル曲のみならず、彼らがJr.時代に歌い継いできたユニット楽曲が完璧な構成で組み込まれていた点にあります。
オープニングは、彼らをスターダムに押し上げたデビュー曲『シンデレラガール』。白とゴールドを基調とした豪奢な衣装で登場し、観客を一瞬で物語の世界へ引き込みました。そこから一転して『YOU, WANTED!』や『Funk it up』といったエッジの効いたダンスナンバーへと展開し、単なる王子様像にとどまらない骨太なパフォーマンス力を誇示しました。
中盤では、前身ユニットであるMr.KINGの『サマー・ステーション』や『THE DREAM BOYS』、Princeの『Prince Princess』や『描いた未来〜たどり着くまで〜』を連続披露。さらに、6人で初めて歌った原点曲『勝つんだWIN!』や『MIXTURE』、刺激的な演出で会場を沸かせた『Bounce To Night』が披露されると、長年彼らを応援してきたファンからすすり泣く声が漏れるほどの熱狂が生まれました。
アンコールでは、当時発売前だった2ndシングル『Memorial』および映画タイアップ曲『High On Love!』を初披露し、最後は再び『シンデレラガール』で締めくくるという、物語性の高いセットリストが採用されました。この「シンデレラガールで始まり、シンデレラガールで完結する」構成は、彼らの旅立ちを象徴する演出として、いまなお高く評価されています。

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
当時のコンサート現場は、どのような空気に包まれていたのか。SNS上の投稿やファンコミュニティに残された生の声、当時の取材メモを検証すると、会場周辺の熱気は異様な領域に達していました。
まず語り草となっているのが、公式グッズ売り場の過酷な待機列です。当時はまだ完全事前予約制の入場整理券システムが現在ほど普及しておらず、猛暑の炎天下で早朝から数万人のファンが列を成しました。ジャンボうちわやオリジナルペンライト、ブレスレット、ショッピングバッグといった定番アイテムは午前中に完売が続出。特にメンバー6人の個性が際立つビジュアルが掲載されたパンフレットやフォトセットは、現地に足を運んだファンにとって何としても手に入れたい至高の記念品でした。
会場内に入ったファンが目撃したのは、初ツアーとは思えない完成されたステージングでした。当時のSNSレポを振り返ると、以下のような生々しい感想が数多く記録されています。
「アリーナの通路を歩くメンバーのオーラが尋常ではなかった。キラキラしたアイドルというより、何か新しい時代を背負って現れた英雄のような風格があった」
「岩橋くんが客席の一人ひとりと目を合わせる丁寧なファンサや、岸くんの圧倒的な生歌の伸び、平野くんの人間離れしたジャンプ力と身体能力。全員が自分の役割を完璧に理解していた」
「Jr.時代の曲を6人で歌ったとき、これまでの苦労とデビューの喜びが重なり合って、周囲の座席からも嗚咽が聞こえてくるほどだった」
客席の隅々まで行き届く外周トロッコや、天井近くまで上昇するクレーン演出など、ファンとの距離を極限まで縮めようとする工夫が随所に散りばめられていました。現場を体験したファンにとって、このファーストツアーは単なる「コンサートの観覧」ではなく、ひとつの「歴史的瞬間の目撃」だったと言えます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|6人時代ツアーの真相
ネット上の情報やアーカイブ記事の中には、年月を経るにつれて事実と異なる誤解や噂が散見されるようになっています。メディアとして中立な視点から、それらの誤認を正しく検証します。
第一の誤解は、「ファーストツアーは主要大都市のみの短期公演だった」という認識です。一部の掲示板等では「新人の初ツアーだから東名阪程度だったのでは」と語られることがありますが、前述の通り福岡や宮城の大会場を含めた5都市21公演であり、地方拠点をしっかりと網羅していました。特に宮城セキスイハイムスーパーアリーナをツアーファイナルに設定したことは、東日本エリアのファンに対する強い配慮とメッセージ性を帯びていました。
第二の誤解は、「追加公演がゲリラ的に乱発された」という説です。実際には、ファンクラブ先行抽選の応募状況が運営側の想定を遥かに超えたため、当初計画されていた動員キャパシティを補う形で、横浜と大阪の昼公演が公式な手続きを経て追加されました。これは突発的な思いつきではなく、チケットを求めるファンの熱量に対する公式側の迅速なレスポンスでした。
第三に、「チケット倍率100倍超え」という一部まとめサイトの誇張表現です。特定のプラチナ公演(初日やオーラス公演)の特定席種においては一時的に天文学的な倍率が囁かれたものの、ツアー全体の現実的な推計値はおおむね10倍から30倍前後のレンジに収まります。この数字だけでも十分に異常値であり、いたずらに数字を吊り上げる必要がないほど、その人気は本物でした。

【専門家視点】アイドル消費社会学と心理的バウンダリーから読み解く熱狂
キンプリのファーストツアーがこれほどの熱狂を生み出した背景には、日本社会におけるアイドル文化の構造的転換と、ファンの心理的メカニズムが存在します。社会学者のエミール・デュルケームが提唱した「集合沸騰(collective effervescence)」の概念が示すように、人々が同じ空間に集い、共通のシンボルに対して熱狂を捧げるとき、日常のストレスや閉塞感から解放された強烈な連帯感が生まれます。
2018年当時、平成というひとつの時代が幕を閉じようとする閉塞感の中で、徹底して「正統派の王子様像」を貫いたKing & Princeの登場は、大衆が潜在的に求めていたカタルシスを完璧に満たしました。従来の泥臭い成長型アイドル像とは一線を画し、デビュー初日から完成された華やかさを提示したことが、ファンの熱狂に加速度をつけたのです。
一方で、近年の臨床心理学や家族社会学が指摘するように、アイドルを過度に神聖視し、自らのアイデンティティを同化させすぎる「共依存的ファンダム構造」には注意を払う必要があります。対象の動向やメンバー構成の変化に対して過剰な喪失感を抱かないためには、ファン自身が「健全な心理的バウンダリー(境界線)」を保ち、ステージ上のパフォーマンスをひとつの卓越した表現芸術として適切に距離を置いて享受する姿勢が不可欠です。
【プロの結論】映像作品から入るべき人・慎重に見届けるべき人の判断基準
2026年の今、改めて2018年のファーストコンサート映像に触れる際、どのようなファンに適しているのかを判断するための客観的基準を提示します。
【鑑賞を強く推奨できる人】
・King & Princeというグループが築いた金字塔の「原初的なエネルギー」を体感したい人。
・ジャニーズJr.黄金期を支えたMr.KINGとPrinceの集大成パフォーマンスを完全な形で記録として残したい人。
・現在のメンバーたちのソロ活動や派生ユニットのルーツを理解し、より深い音楽的文脈を知りたい人。
【視聴に際して慎重な心構えが必要な人】
・「6人体制でなければならない」という強いノスタルジーに囚われ、現在のメンバーそれぞれの前向きな挑戦を受け止めることが精神的に難しい人。
・過去の完全無欠な姿と現在の活動を無意識に比較し、終わりのない喪失感を再燃させてしまいがちな人。
過去の記録は、現在を否定するためにあるのではなく、彼らが歩んできた道のりの誇り高い証拠として存在するものです。その前提を理解した上で向き合うならば、このファーストツアーほど美しく勇気を与える映像資料は他にありません。
【キンプリ ファースト コンサート 日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キンプリのファーストコンサートの初日と最終日(オーラス)の日程と会場はどこでしたか?
A1:ツアー初日は2018年8月10日(金)の横浜アリーナ公演(17:30開演)、ツアー最終日(オーラス)は2018年9月22日(土)の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演(17:30開演)でした。全国5都市で全21公演が開催されました。
Q2:初ツアーのチケット当選倍率はどの程度だったと推計されていますか?
A2:当時、公式ファンクラブ会員数が25万人から30万人規模へ急膨張していた時期であり、総動員数約26万人に対して応募総数は80万〜100万件前後に達したと見られます。そのため、全体の推定当選倍率は約10倍〜30倍前後の超高倍率となり、特に初日・千秋楽や週末の昼夜公演は極めて入手困難なプレミアムチケットとなりました。
Q3:ファーストコンサートのDVD・Blu-rayにはどの公演の模様が収録されていますか?
A3:2018年12月12日に発売された映像作品『King & Prince First Concert Tour 2018』には、2018年8月19日(日)に開催された大阪城ホール公演の模様がメインとして収録されています。初回限定盤にはツアー各会場のドキュメントやダイジェスト映像も収録され、舞台裏の軌跡を確認できます。
まとめ:2026年に刻まれる原点と未来への羅針盤
2018年に全国5都市・21公演を駆け抜けた「King & Prince First Concert Tour 2018」は、単なるアイドルの初ツアーという枠組を超え、平成から令和への転換期を彩ったエンターテインメントの歴史的モニュメントです。26万人を熱狂の渦に巻き込み、過密な日程を誠実に走り抜けた6人の足跡は、当時のファンに鮮烈な記憶を刻み込みました。
2026年の現在、メンバーたちがそれぞれの道を選択し、新たなフィールドで表現の幅を広げている事実もまた、このファーストツアーで培われた圧倒的な基礎体力とプロ意識があればこそです。伝説の日程と記録を正しく振り返ることは、彼らが紡ぎ出してきた物語の深みを再認識し、これからも続いていく表現者たちの未来をより豊かに見届けるための確かな羅針盤となるはずです。 (出典: キンプリ ファースト コンサート 日程(Yahoo!ニュース))